出べそ 治し方
「出べそ」を医学的に呼ぶと、なんていうか知ってますか?臍(へそ)から腸が出るヘルニアだから、臍ヘルニア(さいへるにあ)って言うそうです。
どうもテグやんです。
臍ヘルニアなんていう専門的な言葉を聞くことになったのは、ムスメ(0歳)がまさにそうなったからです。
そもそも、出べそって、へそが凹んでいない(平らに近い状態□)みたいなイメージで勝手に思ってましたが、完全に凸ってなるんですね…!!さすがにちょっとアレがアレなんで写真は載せませんが、1センチはとび出してました。生まれたときは何事もなかったんですが、ある日突然、にょき!と出てきたんですよ。触るとぷにぷにしてて、「ここから出てはいけないものが出たらどうしよう…」と、親を不安にするには十分すぎるほどのインパクトを放ちます。
できることなら治してやりたいのが親心です。ただ、“出べそ=手術”・“手術=高額”のイメージがあって、お金の問題でできなかったら…と不安はますます募るもの。ちょうど1ヶ月検診が近かったので、病院の先生に相談しました。
そこで分かったことは、
①ほっておけば自然と治る※
②押し込んで固定すればいい
③お腹の中で母体とつながっていた太い血管の跡が閉じきっておらず、そこに腸の一部が入ると出べそになる
④場合によっては手術
ってことでした。
①のほっておけば治るに“※”と付けたのは、最終的にとび出した部分の皮膚が余ってシワシワになるのは確実らしく、出べそ跡は残るようなので、何らかの対処はした方が良さそうでした。そこで、現在は②の「押し込んで固定する」をしています。
準備するのは脱脂綿と防水シートだけ。
出べそに綿を当てて、ぐっと押し込み、上から防水シートで固定します。お風呂なんかに入っても大丈夫で、一週間ぐらいは保つようです。百均にも似たような防水シートがあるらしいんですが、すぐかぶれてくる人が多いそうなので、小さいお子さん用にはちゃんとしたものを準備してあげるのがいいかと思います。
準備も治し方も簡単ではありますが、お医者さんの専門的な指導の上で行ってくださいね。必要なものを買い揃えるのが難しそうなときにアマゾンなどのネットショッピングで調達するのがいいと思います。
あと、昔から「五円玉を貼っておけばいい」という話がありますが、衛生的に心配な面があるので、安易に試すのはやめておく方がいいですね。