子どもの好き嫌いをなくす方法
息子(5歳)が最近、野菜を食べずに、炭水化物ばかりを好むようになっていて困ってます。どこの家庭にもあることだとは思いますし、ずっと続くわけではないと思うので、今すぐどうにかしなきゃ!とまでは思っていませんが、無くせるものなら無くしたいですよね。
そもそも、子どもが好き嫌いをするのは、本能的なものだという話もあります。小さいうちは、何でもかんでも口に入れて確かめたりするんですが、“ヤバいもの”を口にして、命を落とすこともあったわけです。(現代日本では、そんな心配はほとんどありませんが、太古の昔はあったでしょう)
知らないものを口に入れると、リスクがあるということを学ぶので、知っているもの=慣れているものを食べたがる傾向になるようです。
加えて、炭水化物などの食品は、本能を刺激して、もっと食べたいと思わせる効果が強いですからね。痩せたいと思っている人がたくさんいることからも、炭水化物の誘惑の強さがわかるってもんです。
だから、苦手な食べ物を「よく知っている身近な食べ物」にしてしまえばいいじゃん!という方法があります。具体的には、子どもが食べなくても、何度も食卓に出す・大人が食べているところを何度も見せる、という方法ですね。
すぐに結果が出るわけではないので、大人の根気が試されます…笑
で、今日、我が家で見つけた方法は、別のアプローチのものです。
始めは好き嫌いに効く、なんてことは意識してなかったんですが、結果的に「あぁ、知っている食べ物にするというのは、こういうルートもあるのか」って感じでした。
それが、調理をさせること。
カミサマが夕食の支度を一緒にするという約束をしていたようなんです、たまたま。
で、ほうれん草の和え物やブロッコリー料理の一部を担当してたんですね、息子(5歳)。
そしたら、食べること食べること。
いつもなら「一口だけね!!」って言ってキレるようなところですが、自分からスイスイと食べていました。
調理の最中に、自分が「店長さんね♪」と言って、機嫌よくやっていた続きだったってこともあると思いますが、信じられないほどの効果を発揮しました。
普段から常にできるようなものではありませんが、休み中の、比較的に精神的な余裕があるときにはいい方法なんじゃないかと思います。
どのみち、大人の側に気持ちのゆとりがなくては、子どもの好き嫌いをなくすというのは難しいのかもしれません。
もっと根本的に、褒め方と叱り方を学ぶというのもいいかもしれません。
もしくは、癒やされて気持ちの余裕を作るのもいいかも。